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カテゴリ:東京・葛飾区( 3 )

新小岩「喫茶 エンゼル」

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みのり会という商店街の一角に、鮮やかなオレンジ色の屋根が見えてくる
そこには「エンゼル」と、ファンシーなフォントが踊っていた
わたしは小走りで駆け寄り、外に出ているモーニングの看板を確認して、カーテンの掛かったドアを開けた

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明るさを抑えた、とても静かなエンゼル
本棚があるので見てみると、お馴染みの週刊少年誌や新聞とともに文庫本がたくさん並んでいた
雑誌や新聞を様々たくさん並べているお店はよくあるけれど、文庫本がずらりとは渋い
池波正太郎など、マスターの好みなのだろうか
モーニングを待つ間に興味深く眺めた

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天井には変わった形のライトが、変わった配置で付いている
カラフルで可愛いこのライト、どうしてこんな風に並んでいるのだろう
マスターに尋ねると、「お客さんが会議とか何かするときに明るいように…」と控え目に答えてくださった
光の向きなどを考えた、よく工夫されたライティングなのだそう

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そうこうしているとマスターがモーニングを運んでくれた
耳の切り取られたトーストは焼き加減が絶妙で香りもいい
しんとした、心が洗われるような朝食の時間
このまま時の流れが止まってしまいそうな静寂だった

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by chanomibanashi | 2012-07-20 10:04 | 東京・葛飾区

新小岩「パーラー バンビ」

「パーラー」という響きが好き
コーヒーだけじゃなく、ケーキだったりプリンだったりそういった美味しいものが揃っている感じがするからだ
新小岩のバンビも、そんな期待を裏切らない素敵な「パーラー」だった

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この日先客はなく、高齢ながらしゃきっとしたマスターがカウンターで微笑みながら迎えてくれた
メニューを見てみると、想像通りデザートの種類が多め
「プリン」や「サンデー」という文字が活き活きとこちらに訴えかけているようにさえ思えた
しかもプリンは自家製とのこと
せっかくなのでクリームやアイスの乗ったプリンサンデーをお願いした

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ピラミッド型のシャープで小ぶりなランプシェード、銀色のパイプと赤いベロアが組み合わされた曲線的なデザインの椅子などからはレトロよりはやや新しい、80年代的雰囲気を感じた
訊くとお店自体は40年以上続いているけど、途中改装をして25年前に今のバンビになったとのことだった
マスターはとても明るく話しやすい方で、わたしもつられて明るい気持ちになれた

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弾力のある甘さ控えめの懐かしいプリン
季節柄だろうか、添えられたフルーツはイチゴだった
こういうほっとするプリン、やっぱりいいなあ
アットホームなあたたかい空間で、マスターとお話ししながらじみじみ味わった
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by chanomibanashi | 2012-05-10 08:02 | 東京・葛飾区

金町「純喫茶 テンダリー」

お店に入った瞬間、まず目に飛び込んできたのはテーブルに置きっぱなしのカップ、点けっぱなしのテレビ
そして思い思いにくつろぐお客さんたち
なんだろう、何かが足りない

…主がいないのだ

とりあえず空いている席を見つけ、コートを脱いで、さてどうしようと考えてみる
しばらくすると、大きな段ボールを抱えた女性がばたばたと入ってきた
主が帰ってきた

どうやら段ボールの女性がひとりで切り盛りしているようだ
きりりとした表情とはつらつとした様子から、マダムでもママでも奥様でもなく「女主人」と呼ぶのが相応しいように思えた

少し時間はかかったが、おいしいコーヒーがやってきた
すっきりあっさり、おいしいアメリカン
飲み終わってしばらくは、他のお客さんに習ってわたしもゆったりくつろいだ

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シックな応接間のような、重みを感じる雰囲気が心地よい
個性的な壁、かわいらしいライトがそんな空間のアクセントになっている


お店の写真を撮るわたしに、女主人は映画のチラシを差し出した
「うちの店ね、今度やる映画で使われたのよ」と、うきうき話してくれた
その笑顔を見て、わたしもなんだかうきうきしたのだった
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by chanomibanashi | 2011-01-25 00:36 | 東京・葛飾区