カテゴリ:東京・新宿区( 6 )

高田馬場「喫茶 つかさ」

高田馬場といえば鉄腕アトム
山手線の発車ベルでもおなじみだし、手塚プロゆかりの土地だ
そんな高田馬場の町で出会った喫茶店で、幸運にもアトムにまつわるお話を聞くことができた

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色合いといい、書体といい、ちょっぴり和の雰囲気
店内は数組のお客ですでに賑わっていた

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縦に長い店内で、グレーのソファはスナックのような大人の空気を醸し出している
レジの近くの席にはゲーム台
そしてお店の一番奥の壁には、きれいな風景の写真パネルが掲げられていた
パネルと共にお店の写真を撮りたいとお願いすると、マスターは電気を点けてくれたりして好意的に協力して下さった

ここからマスターがお話をたくさん聞かせてくれた
その中に「アトムにまつわるお話」が出てきたのだ
昔、つかさのあるビルの二階は手塚プロの仕事場で、手塚先生本人も何度かつかさを訪れたことがあるのだそう
先生が何処に座っていたとか何を食べていたとか、マスターは楽しそうにお話ししてくれた
当時は手塚プロへの来客たちが順番待ちのあいだにつかさでコーヒーを飲んだりしていたそうで、お店もだいぶ賑わっていたと懐かしんでいた
「今はこんなだよ、暇でねえ」とマスターは言うけれど、このあたりでつかさのような喫茶店はとっても貴重
これからも続いて欲しいと思う

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「今暇だからね、いいもの見せてあげる」
そう言ってマスターはお店の奥に消えて行った
何だろうと待っていると、大きなプラスチックの板を抱えてマスターが戻ってきた
あ、アトムの看板!
手塚プロの仕事場があった当時、ビルの側面に掲げられていた外看板の一部で、上目遣いのかわいいアトムが大きく描いてあった
「すごいですね、素晴らしいお宝じゃないですか!」と、わたしもつい興奮してしまう
その看板の横で誇らしげに微笑むマスターのお顔もすごく素敵だった

喫茶店は、のんびりお茶の時間を楽しむ空間でもあり、出会った人々とのふれあいの場所でもある
美味しいコーヒーと素敵なお話、つかさでのひとときは本当に充実したものになった
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by chanomibanashi | 2012-04-25 03:00 | 東京・新宿区

新宿三丁目「名曲・珈琲 新宿 らんぶる」

新宿は本当に華やかな街だ
24時間明るいし、賑やかだし、人の行き来もひっきりなし
しかしそんな新宿にも、ほっと落ち着ける贅沢な喫茶店がある
そう、とにかく「贅沢」だと思う

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一階は喫煙席
その横にある階段を地下に降りると、そこにはたっぷりと広い喫茶空間が広がっている
いつもはたくさんの人々で賑わっているのだけど、この日朝一番に行ってみると誰もいない貸切状態であった

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らんぶるは広いだけでなく、天井も高い
だからこそなおさら、座席から見上げるシャンデリアは圧巻であった
中央に配された階段はリッチなホテルのような、はたまた豪華客船の中のような雰囲気さえある
ワイン色の椅子と白いテーブルがきちんと並び、所々に置かれた植物の緑色が美しいアクセントになっている

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朝食にと思って頼んだ琥珀セット
分厚くこんがりとしたトースト、サラダ、ヨーグルト、それにコーヒー
運んでくれたウェイターのお兄さんは気さくで親しみやすい方だった
この方に限らず、らんぶるの店員さん達はお客との距離の取り方がとても上手だと思う
いつ来ても、どの方が接客しても、同じように快適なひとときを過ごすことができるのだ

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新宿の街歩きにちょっと疲れたら
都会のど真ん中にある、古くからの贅沢を味わいたくなったら
その時はまたらんぶるに立ち寄りたい

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by chanomibanashi | 2012-02-04 00:26 | 東京・新宿区

早稲田「珈琲 バロン」

お正月休みも終わり、街がだんだん通常通りになり始めたころ
早稲田のあたりをぶらぶら歩いた
途中寄った郵便局では、新年ということもあり龍の切手に風景印を押してもらったり
そんなことをしながら「新しい年が始まったんだなあ」なんて考えつつ、その足で朝食をとるためにバロンに入った

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この日はまだ誰もおらず、マダムがひとりカウンターに腰かけていた
想像以上に広い店内
全部を見渡したかったので、わたしは一番端っこの席を選んだ
座ってすぐ、背中に気配を感じたので振り返ってみると、そこには立派な甲冑があった
他にも興味深い装飾がたくさんでわくわくしたけれど、まずは朝食を食べなくては
モーニングセットは無いようだったので、コーヒー付きのトーストをお願いした

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サクサクのトーストと、少し濃いコーヒー
どちらも美味しくいただいて、もう待ちきれない気持ちいっぱいで、お店を隅々見せていただいた

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奥行きのある店内は、統一感があって良い雰囲気だった
ステンドグラスやシャンデリア、さまざまなモチーフ、どれも上等で豪華

大きくゆったりした一人掛けのソファがとても気持ち良くて「なんだか眠ってしまいそうです」と言うと、「でもね、みなさん割と長居しないのよ」とマダムはほほ笑んだ
バロンのマダムはとても美しい人で、話し方も上品だった
最近の早大生のこと、マダム自身が興味のある喫茶店のことなど、だいぶ長い時間話していたと思う
マダムの人柄や雰囲気に触れ、美術館で素敵な絵画を観たときと似たような豊かな気持ちになれた

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お店の一番奥に、仕切られた小さなスペースがある
聞くとそこは早大生の専用スペースだそうで、学生たちの私物も置かれている様子だった
「勝手に触ると悪いと思って、そのままにしてるの」とマダムが教えてくれた

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そしてわたしがバロンで一番気に入ったのが、この12星座のモチーフ
かわいくてロマンチックで、飽きずにずっと眺めていた

バロンは本当に充実の空間だった
あのふかふかのソファでまた一休みしたいなと思う
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by chanomibanashi | 2012-01-28 08:06 | 東京・新宿区

大久保「珈琲店 ツネ」

いつ覗いても混んでいた
初めて入った時、確かに混んでいるのだけど、外から想像していたより小さなお店だということが分かった

一人なのに悪いなとは思ったけど、コーヒー豆の敷き詰められたテーブル席に座らせてもらった
モーニングセットを頼む

店内にはたくさんの掛時計があり、チクタク音を鳴らしている
カウンターには髪の毛をびしっと整えたかっこいいマスター
あちこちにこだわりが感じられるお店だな、と思った

モーニングはトーストとコーヒー、マカロニサラダ、ケチャップのついた卵焼き
厚めのトーストはふわふわ、マカロニサラダはこしょうが効いている
モーニングと言えばゆで卵が多い中、卵焼きが付いてくるとなんだか嬉しくなる
どれも美味しくいただいた

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そして肝心のコーヒー
変なくせが無く、しっかりした味で、でも飲みやすくて、後味がすっきり
不思議なくらい美味しいコーヒーで驚いた

マスター、感動しました
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by chanomibanashi | 2011-04-02 02:07 | 東京・新宿区

高田馬場「純喫茶 プランタン」

わたしの行動時間とプランタンの営業時間がなかなか合わず、ずっと行きそびれていた
やっとお店に入れた時は、しみじみと感激した
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うす暗く、独特のムードが漂う店内
いくつか水槽があるのだがいずれも水は入っておらず、代わりに造花や置物が入れてあった
それが少しシュールな感じがして、こういうセンスもいいなと思った

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わたしにとって理想的なアメリカンだった
控え目に流れるJ-WAVEを聴きながら、思う存分素敵な空間を味わった


モーニングもランチもあるようなので、また時間を合わせて訪れたい
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by chanomibanashi | 2011-03-05 09:09 | 東京・新宿区

新宿御苑前「珈琲専門店 PONY」

新宿にはなにかと足を運ぶ
とは言え新宿にもあまり行かないエリアがもちろんあって、新宿御苑の駅はなんだかとても遠くに感じた
歩いて歩いて、ポニーでお昼を食べることにした

入って少しだけ「しまった」と思った
12時台の小さな空間は、馴染みのビジネスマンたちでいっぱいだった
明らかに見知らぬ人物なわたしは不安と居心地の悪さを感じたが、マスターと奥様の明るい挨拶に救われて、少しほっとして席に着いた
11時から注文できるセットサービス
チーズトーストとアメリカンをお願いした
奥様に「レタスを入れても大丈夫ですか?」と聞かれた
トーストにレタス、という意味がいまいちのみ込めなかったが、レタスは大好きなので大丈夫と答えた
テーブルに敷き詰められたコーヒー豆をじっと眺めながらしばらく待った


運ばれてきたトーストを見てはっとした
これは…、サンドウィッチ…?
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再度メニュー表をよく見てみると、トーストのほかにサンドウィッチ各種、ヤキサンドの中から選択できるようになっていた
もちろんそれぞれお値段は違う
わたしの目の前にあるのは、少なくともわたしが経験したことのあるチーズトーストではなかった
サンドウィッチにも見える、いや、焼いてあるからヤキサンドでもある
どきどきしながら、もぐもぐ食べた
チーズは半分とけた感じで、レタスはみずみずしくて、ボリュームもあって美味しかった
マスターが丁寧にいれたアメリカンももちろん


お会計は間違いなくトーストのセットのお値段だった
なんだか得した気分になってしまった
そして、あれこれ余計なことを考えていたんだなーと思うと自分で自分が可笑しく思えた


わたしがお店を出る13時過ぎには、初めの賑やかさはどこかへ去ってしまっていた
のんびりした時間にまたお邪魔したいと思う

今度はサンドウィッチかヤキサンドを頼もう

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by chanomibanashi | 2011-02-05 01:34 | 東京・新宿区