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カテゴリ:東京・品川区( 4 )

立会川「珈琲 スマトラ」

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立会川の駅を降りると、初めて来たのにも関わらずなぜか懐かしい気持ちになった
とても不思議な感覚だった
駅近くのスマトラもまた、懐かしさと不思議な存在感があって、お店の前でわたしはどきどきして仕方がなくなってしまった

小さく深呼吸してドアを開けた
目の前には窓、その向こう側には川が流れている
白いカーテンが風でちらちら揺れていた
小ぢんまりとした店内に、これまた昔ながらの小ぶりな椅子が並んでいる
壁に取り付けられた棚にはお人形や写真、将棋駒の置物などいろいろと飾ってある
この広さ、この古さ、この雰囲気、どれも全部いいな
スマトラのそんな風景に触れ、わたしの気持ちは一気に和んでいくのだった

コーヒーはわたしの好きな味がした
飲みながらお店の奥さんともだんだん打ち解けていった
言葉のアクセントが関西の感じだったので、訊いてみるとやはり大阪の出身だそう
そこからお互いのふるさとの話をしたり、お店周辺のあれこれを教えてもらったりとどんどん話が広がっていった
奥さんは関西訛りも出るけれど決してきつい感じは無く、優しく落ち着いてお話する方だった
今振り返るともっとお話してみたかったなと思うくらい、わたしにとって魅力的な奥さん
とても楽しい時間だった

立会川周辺はなかなか訪れない土地
だけど「大井のナイター競馬もいいと思うよ、きれいだよ」と奥さんが勧めてくれたので、今度出掛けてみようかななんて考えている

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by chanomibanashi | 2012-05-20 10:03 | 東京・品川区

新馬場「COFFEE ルノナール」

あいにくの天気の中、この日は久々に京浜急行を利用した
わたしは京急のあの赤色、そしてドレミファインバータが大好きだ
この日は一日中赤い電車を乗り降りしながら、沿線のさまざまな風景を写真に収めたり、あちこちお店をまわったりして過ごした

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まずわたし、恥ずかしながらこの日まで「しんばんば」が読めなかった
東京は狭いようで広い
まだまだ行ったことのない知らない土地が山ほどある
そんな初めての新馬場で、初めてのルノナール

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朝ごはんにと思い、コーヒー付きの厚焼きトーストをお願いした
髪の毛をふんわりとセットした美人のマダムについつい見とれてしまうわたし
どうやらマダムがひとりで切り盛りしているお店のようだ

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マーガリンといちごジャムが添えられたトーストとコーヒー
コーヒーはわたしには濃い目だったけど美味しい
少し遅めの朝を楽しんだ

わたしがトーストを食べ終わる頃にランチタイムが始まったらしく、後から来たお客は美味しそうな食事メニューを注文していた
ああ、いい匂い

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深紅のビロードのふかふかしたソファは居心地がよく、ほっとする
鉄製のパーテーション、飾られた絵画や花、黒電話も置いてあり、そのひとつひとつがいとおしく見ていて飽きることがない
そしてルノナールでわたしが一番気に入ったもの、それはこの壁紙だった
レトロだし、なんだかサイケデリック
わたしは古いもの、古い建物など、さまざまな古いものの中にいつも「ダンディ」を探しているのだけど、この壁紙はわたしにとってまさしくダンディでかっこいいものだった
タバコの色を映した様もますます素敵
あまりに嬉しくなってマダムにそのことを伝えると「いやだ、こんなに古いのに」と少ししかめっ面をした
今ではなかなか出会えなくなってしまったものを見つけられて、ここへ来て本当に良かった
わたしがさらにそう伝えると、ようやくマダムも笑顔を見せてくれた

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現在のわたしくらいの歳の時にお店を始めた、とマダム
「あなたはまだ若いんだから、これから何でもできるわよ」
マダムはそんな言葉をわたしにかけてくれた
帰りにはお店の外まで出てきて見送ってくれて、とても嬉しかった

久しぶりに実家に帰って家族に励まされた時のような、そんな幸せな気持ちでルノナールを後にした
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by chanomibanashi | 2012-05-15 02:10 | 東京・品川区

武蔵小山「珈琲 太郎」

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小さな町のショッピングセンター、昔行ったことのある地元のステーションデパート
そんな雰囲気の時間が止まったようなビルだった
少し前に行った高岡駅にも似ている気がした
その中にある珈琲 太郎へ入った

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薄暗い店内はしーんとしている
アイスティーとブレンドコーヒーをお願いした

美鈴コーヒーのパネルがあったり、漫画がたくさんあったり、テーブルにコーヒー豆が敷き詰められていたり
ご夫婦なのだろうか
物静かな感じのマスターと奥様、ふたりでやっているお店のようだ

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アイスティーにはレモン
そして小さな泡だて器がさしてあった
コーヒーはとってもいい香り
静かな、静かな時間を過ごした

帰りにマスターと少し言葉を交わしたのだが、控え目な感じとにこにことした優しい表情が素敵な方だった
ビルのレトロな雰囲気と共に、これからもそこにあって欲しいと思うお店だった

ああ、そうだ
「太郎」とは誰のことなのか、なにか別の意味のあるものなのか、訊くのをすっかり忘れてお店を後にしてしまった
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by chanomibanashi | 2011-06-01 19:49 | 東京・品川区

武蔵小山「純喫茶 団」

お店の広い狭いに関わらず、喫茶店ではたまに団体のお客を見かける
打ち合わせのサラリーマンや、朝まで飲んで疲れた若者たちがテーブルをできるだけくっつけ合ってお茶を飲んでいるのを何度か見たことがある

団を訪れたこの日は、10人ぐらいのおじさんとおばさん達が賑やかにやってきた
その時わたしが座っていた席が、団体スペースにするには丁度良かったようでみんなこちらを見ていた
それならばと思い席の移動をこちらから提案し、団体さんに座ってもらうことにした
おじさん達と店員さんがそれぞれお礼を言いながら申し訳なさそうにするので少し戸惑ったが、みんな席に落ち着いてしまえばわいわいとお話に花を咲かせていたので安心した

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レモンスカッシュとクリームソーダを頼んだ
どちらもとても濃い味で、レモンの酸味とクリームソーダの甘みが印象に残った

商店街を見下ろせる窓際は満席
団体さんは奥の席でみんな楽しそう
入る前はきっとひっそりしたお店なんじゃないかなと勝手に想像していたのだが、それは全然違った
この時がたまたまそうだったとしても、賑やかな空気を感じるのも悪くないなと思える素敵な時間だった

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最後まで丁寧な、細やかな気遣いのあるお店の人たち
とても好感が持てた
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by chanomibanashi | 2011-05-30 03:00 | 東京・品川区