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両国「コーヒー&スナック ホルン」

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まずはこちらをご覧いただきたい
両国の喫茶店ホルンの、入口へ続く階段だ
よく見ると山の名前と高さが書かれている
しかも階段を上るにつれて、山も高くなってゆく
なんてお洒落なんだろう
わたしは一歩一歩丁寧に、入口のある一番高い頂を目指した

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両国はよく訪れた場所なのに、不思議とホルンに目が行くことが無かった
いつも真っすぐ国技館に行っていたからかもしれない
店内にはマダムが一人、カウンター横に座っていた
「お好きな所へ座ってね」「両国は初めて?」など、穏やかに話しかけてくれた
ホルンまでの道中色んな事があり、しかも気温の高い日だったので冷たいものが欲しかった
アイスコーヒーかアイスティーならできるとのことだったので、アイスティーをお願いした

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赤と黒のイスが交互に並んでいて、テーブルには真っ赤なシュガーポット
ランプの形、輪っかがつながった暖簾のような仕切りも可愛らしい
わたしが座った席は程よく薄暗くていいムードだった
オリジナルのコースターと共に運ばれたアイスティーを飲みながら、朝見逃した連続テレビ小説の再放送をのんびり観たりして過ごした

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マダムとは両国の話、力士の話をしたりした
ホルンには何と言うか、浮世離れしたような、独特の不思議な時間が流れていたように思う
いつまでもここに居たいと心から感じた
わたしにとってホルンという喫茶店は、「大好き」なんて言葉では安っぽくてとても表現しきることができない
そんなお気に入りの喫茶店がまた増えて、わたしはとても幸せである

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「またいらっしゃってね」と優しい言葉で見送ってくれたマダム
もちろん、また必ず
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by chanomibanashi | 2012-05-28 08:06 | 東京・墨田区

西川口「レストラン カフェ ラボ」

一度前を通りかかった時は、団体のお客さんもいたりとほぼ満員だった
西川口の街をしばらくぶらぶらした後に再度訪れ、少し落ち着いたことを確認してラボに入った

それでも先客は数組おり、繁盛しているんだなと改めて感じた
喫茶店というよりレストランの趣の方が強く、食事メニューがとても充実している
サンドの種類も多く、わたしはその中から生ハムとチーズのトーストサンドをいただいた
飲み物にはアイスレモンティを

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マスターは気さくにお話して下さる親切な方だった
もともとは写真屋さんだったそうで、ここでようやく「ラボ」の意味を理解した
デジカメやプリンタをそれぞれ個人が持つ現代
そんな時代の流れとともに写真屋の需要は減ってしまった
そこで、屋号はそのままに喫茶店を始めたのだそう

店内は家族やグループでも楽しめそうな雰囲気
テーブルも広め
窓が大きく取ってあるのも開放的で明るかった

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そして、このよく目立つ大きなひさし
わたしの一番のお気に入りだ
古いながらも現役、しかも破けも見当たらずまだまだきれい
「ラボ」のフォントもいいし、色合いもいいし、とにかくとても立派だった

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「写真屋さん、喫茶店と続いてきて、将来はどなたかが引き継いで行くんですか?」
「え、次の代?…じゃあ、あなたどう?」
「いやいや!こんなにたくさんのメニュー作れませんよ!」
そんな冗談を交わしながら、和気あいあいと笑い合った
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by chanomibanashi | 2012-05-26 00:00 | 埼玉県

梅屋敷「珈琲 琵琶湖」

梅屋敷の商店街の中ほどに、琵琶湖は現れる
先代がまさに近江商人、それがお店の名前「琵琶湖」の由来
喫茶店になったのは現在の二代目からだそうだ

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いかにも喫茶店らしい空間だと思った
イス席もソファ席もゆったりめで、のんびりと寛げる
メニューが豊富なのもうれしかった
ファミリーレストランのような写真入りの大きなメニュー表をくまなく嬉々として眺める
スパゲティ、サンドウィッチ、ケーキ、ピザやドリアもあって迷ってしまう
わたしはその中からホットケーキセットをお願いした

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凝ったステンドグラスのランプシェードに見とれる
お店のために燕三条でオーダーした特注品だと奥様が教えてくれた
琵琶湖にはあちらこちらに奥様のこだわりがあって上品にまとまっている
とっても綺麗な花が活けてあるな、と思って見ていたものが実は造花だったことには驚いた
本格的な造花を、それによく合う花器に活けて飾るのが奥様の趣味なんだそう
ちなみに琵琶湖の奥様、すごく美人
美しい人は趣味も美しいなと惚れ惚れしてしまった

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カウンターの奥ではマスターが黙々と調理をしている
運ばれたホットケーキにはバターと生クリームの両方がトッピングされていた
熱いコーヒーを飲みながら、贅沢な時間を過ごした

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わたしの行った日はちょうど他のお客が帰ってしまって、しばらく貸切状態で過ごした
でもそんなことは珍しいらしく、普段はいつも混み合っているのだそう
「平日とか休日とか、やっぱり関係あるんでしょうかね」わたしが問いかけると「うーん、曜日よりお天気かしらね」と奥様は言った
そういえばこの日は一日中しとしと雨ふり
束の間の一人占め…、そう思うとこの日琵琶湖に引き寄せられた幸運に感謝せずにはいられなかった
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by chanomibanashi | 2012-05-25 20:05 | 東京・大田区

立会川「珈琲 スマトラ」

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立会川の駅を降りると、初めて来たのにも関わらずなぜか懐かしい気持ちになった
とても不思議な感覚だった
駅近くのスマトラもまた、懐かしさと不思議な存在感があって、お店の前でわたしはどきどきして仕方がなくなってしまった

小さく深呼吸してドアを開けた
目の前には窓、その向こう側には川が流れている
白いカーテンが風でちらちら揺れていた
小ぢんまりとした店内に、これまた昔ながらの小ぶりな椅子が並んでいる
壁に取り付けられた棚にはお人形や写真、将棋駒の置物などいろいろと飾ってある
この広さ、この古さ、この雰囲気、どれも全部いいな
スマトラのそんな風景に触れ、わたしの気持ちは一気に和んでいくのだった

コーヒーはわたしの好きな味がした
飲みながらお店の奥さんともだんだん打ち解けていった
言葉のアクセントが関西の感じだったので、訊いてみるとやはり大阪の出身だそう
そこからお互いのふるさとの話をしたり、お店周辺のあれこれを教えてもらったりとどんどん話が広がっていった
奥さんは関西訛りも出るけれど決してきつい感じは無く、優しく落ち着いてお話する方だった
今振り返るともっとお話してみたかったなと思うくらい、わたしにとって魅力的な奥さん
とても楽しい時間だった

立会川周辺はなかなか訪れない土地
だけど「大井のナイター競馬もいいと思うよ、きれいだよ」と奥さんが勧めてくれたので、今度出掛けてみようかななんて考えている

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by chanomibanashi | 2012-05-20 10:03 | 東京・品川区

新馬場「COFFEE ルノナール」

あいにくの天気の中、この日は久々に京浜急行を利用した
わたしは京急のあの赤色、そしてドレミファインバータが大好きだ
この日は一日中赤い電車を乗り降りしながら、沿線のさまざまな風景を写真に収めたり、あちこちお店をまわったりして過ごした

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まずわたし、恥ずかしながらこの日まで「しんばんば」が読めなかった
東京は狭いようで広い
まだまだ行ったことのない知らない土地が山ほどある
そんな初めての新馬場で、初めてのルノナール

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朝ごはんにと思い、コーヒー付きの厚焼きトーストをお願いした
髪の毛をふんわりとセットした美人のマダムについつい見とれてしまうわたし
どうやらマダムがひとりで切り盛りしているお店のようだ

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マーガリンといちごジャムが添えられたトーストとコーヒー
コーヒーはわたしには濃い目だったけど美味しい
少し遅めの朝を楽しんだ

わたしがトーストを食べ終わる頃にランチタイムが始まったらしく、後から来たお客は美味しそうな食事メニューを注文していた
ああ、いい匂い

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深紅のビロードのふかふかしたソファは居心地がよく、ほっとする
鉄製のパーテーション、飾られた絵画や花、黒電話も置いてあり、そのひとつひとつがいとおしく見ていて飽きることがない
そしてルノナールでわたしが一番気に入ったもの、それはこの壁紙だった
レトロだし、なんだかサイケデリック
わたしは古いもの、古い建物など、さまざまな古いものの中にいつも「ダンディ」を探しているのだけど、この壁紙はわたしにとってまさしくダンディでかっこいいものだった
タバコの色を映した様もますます素敵
あまりに嬉しくなってマダムにそのことを伝えると「いやだ、こんなに古いのに」と少ししかめっ面をした
今ではなかなか出会えなくなってしまったものを見つけられて、ここへ来て本当に良かった
わたしがさらにそう伝えると、ようやくマダムも笑顔を見せてくれた

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現在のわたしくらいの歳の時にお店を始めた、とマダム
「あなたはまだ若いんだから、これから何でもできるわよ」
マダムはそんな言葉をわたしにかけてくれた
帰りにはお店の外まで出てきて見送ってくれて、とても嬉しかった

久しぶりに実家に帰って家族に励まされた時のような、そんな幸せな気持ちでルノナールを後にした
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by chanomibanashi | 2012-05-15 02:10 | 東京・品川区

新小岩「パーラー バンビ」

「パーラー」という響きが好き
コーヒーだけじゃなく、ケーキだったりプリンだったりそういった美味しいものが揃っている感じがするからだ
新小岩のバンビも、そんな期待を裏切らない素敵な「パーラー」だった

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この日先客はなく、高齢ながらしゃきっとしたマスターがカウンターで微笑みながら迎えてくれた
メニューを見てみると、想像通りデザートの種類が多め
「プリン」や「サンデー」という文字が活き活きとこちらに訴えかけているようにさえ思えた
しかもプリンは自家製とのこと
せっかくなのでクリームやアイスの乗ったプリンサンデーをお願いした

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ピラミッド型のシャープで小ぶりなランプシェード、銀色のパイプと赤いベロアが組み合わされた曲線的なデザインの椅子などからはレトロよりはやや新しい、80年代的雰囲気を感じた
訊くとお店自体は40年以上続いているけど、途中改装をして25年前に今のバンビになったとのことだった
マスターはとても明るく話しやすい方で、わたしもつられて明るい気持ちになれた

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弾力のある甘さ控えめの懐かしいプリン
季節柄だろうか、添えられたフルーツはイチゴだった
こういうほっとするプリン、やっぱりいいなあ
アットホームなあたたかい空間で、マスターとお話ししながらじみじみ味わった
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by chanomibanashi | 2012-05-10 08:02 | 東京・葛飾区

旧業平橋「季節の生ジュースとくるみパンの店 カド」

その名の通り「カド」にある、古めかしいお店
縁取りされた凝った看板がかわいく目立っていた

中に入ってみて、ある意味意外だった
もっともっと古くて、しかもあまり手の加えられていない、薄暗い感じを想像していたからだ
実際は明るい雰囲気で、クラッシックな洋風の感じだった
西洋画の飾られたカウンター、ペイントされた木のテーブル、美しいシャンデリア、と統一感がある
そしてそのカウンターに立つマスターが、それらの風景にぴったり合った方だったのがとてもいいと思った
チョッキとハンチング帽はキャメル色がベースのチェック柄で、かけている眼鏡もとってもよく似合う
話し方はハキハキしていて、お勧めのパンやジュースの説明は流れるような口調だった

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50年になるというお店は直しながら続けて来たそう
席の配置が少し独特だけど、それがまた贅沢な感じもしてワクワクしてしまう
この日頼んだイチゴジュースはファンシーなピンク色で、濃くてまろやかな味
春はイチゴとマンゴーが季節のジュースらしい

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お持ち帰りもできるカドのパンとジュース
お客さんも次々やってきた
次回はわたしもパンを食べようかな
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by chanomibanashi | 2012-05-09 06:03 | 東京・墨田区